GID性同一性障害・ジェンダークリニック  診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科(厚生労働省麻酔科標榜認可番号7903号)

戸籍変更における職場の対応

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入社後の戸籍変更は、一般的な会社の対応はまちまちです。印象的には、「上司」次第という感じです。
さらに上層部に掛け合ってくれる上司であればよいですが、その話を止めてしまうとどうにもなりません。

もちろん、実際には、戸籍変更をしたら、クビということはありえません。会社次第ではありますが、本来、入社後に戸籍を変えることによって不利益を被ることはあってはならないことで、今までにも、戸籍変更が理由で懲戒解雇を認めている判例はありません。ただ、現実的には、難しい職場もあるのは確かです。

そのため、それ以上の権利を会社に要求してもダメということであれば、今までの判例から負けることはないでしょうけど、裁判で決着しようとなると時間の浪費とストレスはかなりのものになってしまいます。

職場が女性・男性の役割など関係ない職場であれば、特に問題がないところが多いでしょう。

以下に挙げる職業も少し特殊です。特に自衛官は、一度「その性」で入隊をした場合は、戸籍変更は難しいとは思います。
普通の会社では当事者に軍配が上がりますが、特に自衛隊となると特殊すぎるので、当事者が勝つとは限らない感じもします。裁判になった例はありませんので、なんとも言えません。

消防士
基本的には、仕事場にはカミングアウトはしていないひとが多いです。胸オペはふつうにしています。
戸籍を変えるとなると、同じ都道府県での引き続きの勤務は困難なので、退職せざるをえないようです。
都道府県別に採用試験を受けているため、新たに違う都道府県で試験を受けなくてはいけないようです。そのときは、男性として試験を受けるために女性としての試験より難しくなるのではないか?(現職消防隊員談)

警察官
各警察署、部署によって、対応はまちまちです。
戸籍変更に向けて、退職するものもいれば、婦人警官→戸籍を変えて、男性の警官と採用されている方もいます。

自衛隊
上官の理解があっても、周囲の理解が得られないかもしれません。
通常の会社と違い、特殊な規律もあり、入隊後に別の性になることは難しく、なおかつ、できたとしても実質的に左遷(階級が下がるかはわかりません)になると言っていました。(現職自衛官談)

現職の自衛官FTMで当院で胸オペ(乳腺摘出)された方がいますが、カミングアウトはしていません。除隊しないと戸籍は変えられない模様です。なお、防衛大学校に所属する学生FTMが、担当教師に胸オペをしたい旨を伝えると、「手術したら、退学」と言われたそうです。

ここで挙げた例は、あくまでも個人の見解もあります。実際には大丈夫だったりするかもしれません。詳しくは、各省庁にお尋ね、確認お願いいたします。

 

診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科 TEL 03-3717-3514 10:00-19:00土曜17時まで,予約制,休診:水.日.祝日

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