GID性同一性障害・ジェンダークリニック  診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科(厚生労働省麻酔科標榜認可番号7903号)

胸オペ(乳腺摘出)とたるみの関係


①胸オペは、FTMにとって最初でもっとも重要な手術とされます。

胸オペはいわゆる乳房を小さくすることです。 小さくと言っても、リアルな女性の乳房を小さく意味合いと異なり、男性並みの平らにすることです。

この胸オペは、乳腺摘出、乳房切除と同じ意味です。 性同一性障害(GID)の診断後にほとんどのFTM当事者は、男性ホルモン治療を行います。

その他、目に見える部位、すなわち、顔、声は低くなり男性化しますが、女性の象徴とされる乳房は男性ホルモンでは改善はしませんし、何か不自然さを感じてしまいます。 そのため、FTMは、男性としてより生きやすく、実生活を充実させるために胸オペをまず初めに行います。

乳房を小さくする手術は、女性の胸の病気、男性における女性化乳房に対してのテクニックに関する手術書はあるのですが、胸オペに関しての手術書ほとんどないのが実情です。

②FTMにおける胸オペのゴールは、整容的に男性に近づけることです。

前述のように女性の乳房縮小(乳房が大きいために小さくする手術)、乳がん時の手術とは、少し考え方が異なります。

胸オペとこれらの手術の決定的な違いは、すべて乳腺を取り除くことなのですが、そこで問題が生じます。
もともと乳房のボリュームが小さい場合は、乳腺をすべて取り除いても皮膚にたるみが生じないのですが、ボリュームが大きい場合はどうでしょう?この場合乳腺をすべて取り除いた後に、皮膚がたるんでしまいます。

理想的な手術は、キズを小さくすることです。胸オペの手術では、男性の女性化乳房の治療のテクニックあるいは、その変法が使われます。 しかしながら、FTMにおける胸オペは男性の女性化乳房よりとても難しいものになります。なぜなら、ほとんどのケースでは、乳房のボリュームが大きく、余剰な皮膚と乳房の下垂があるからです。

③乳房が大きく下垂している場合

残念なことに、胸オペをさらに難しくさせている原因の1つに、「ナベシャツ」を長年装着していることです。
皮膚は、加齢ともにたるむものですが、ナベシャツにより、よりたるみ、皮膚は張りがない状態になってしまいます。

伸びきった皮膚というと、妊娠して、お腹の皮膚が戻らずたるんでいる状態をイメージするとわかりやすいと思います。 皮膚がたるんで、元に戻らないので、たるんだ分の皮膚は切らないといけなくなります。

<たるみ取りが必要ない条件>
・皮膚に張りがあること
・下垂がないこと

◎胸オペする際に、ボリュームは関係あるか?
ボリュームが大きいとたるむイメージがありますが、条件によってはたるみません。 その条件は、下垂していないことです。
なぜこの場合、たるまないのでしょう? ボリュームがあっても下垂していないということは、皮膚に弾力、張りがあるからです。

皮膚には、ある程度伸縮する能力があるので、皮膚の張りがあればボリュームが大きい割に支える能力があるということです。 若くて、ナベシャツもしていない、もしくは期間が短い場合には、ボリュームがあっても下垂していないひともいます。

診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科 TEL 03-3717-3514 10:00-19:00土曜17時まで,予約制,休診:水.日.祝日

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