GID性同一性障害・ジェンダークリニック  診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科(厚生労働省麻酔科標榜認可番号7903号)

ネビドNebido治療のQ&A


ネビドの特徴

メリット;長期間に渡り、生理的な範囲内で男性ホルモン濃度を維持できます。
デメリット;費用は高額ですが、時間と交通費の費用対効果を考えると安いこともあります。
ネビドNebido

FTMのネビドNebido治療のQ&Aをいくつか挙げてみました。

Q.   男性ホルモンをこれからする始めるつもりなのですが、最初からネビドnebidoを打つことはできますか?
A.   男性ホルモンによるアレルギー・過敏症の方は今までにほとんどいませんが、もしアレルギーをお持ちの場合は、初回は従来のテストステロン125mgを注射して、様子を見ることをお勧めします。もし、問題がなければ、2回目からネビドnebidoでよいと思います。

Q. ネビドNebidoはいつまで使えますか?もしくは、ずっと続けることができるのですか?
A. ネビドNebidoの治療に対しては、回数、時間的な制限はありませんが、従来の男性ホルモンと同様に定期的に血液検査は行った方がよいです。

Q. ネビドNebidoは、他の男性ホルモン(短期持続型テストステロン)と比較しての利点は何ですか?
A. 従来のテストステロンの注射は、血中濃度が注射するたびに頻繁に山と谷の波(振り幅)を繰り返しますが、ネビドNebidoの使用によりこのようなテストステロン濃度の不安定さを避けることができます。

そのため注射ために頻繁に来る必要もありませんし、ネビドNebidoを使うことにより毎日のコンディションを考える必要ないので日常生活に制限されないことはメリットの1つ言えるでしょう。

Q. ネビドNebidoの効果は何ですか?
A.   テストステロンの血中濃度の薬物動態学的研究では、ネビドNebidoは、生理的範囲内でテストステロンのレベルを維持することができます。推奨されている注射する間隔は、通常 3 か月とされています。安定させるために初期投与後 6 週間以内に注射するとよいと言われています。

日本人の場合は、注射後3,4か月でもまだテストステロン基準値以内に残っていることも多いのです。初めて注射する場合は、3,4か月目にテストステロン濃度の測定、臨床症状など考慮し、今後どのくらいの間隔で注射していくか決めていきます。

臨床症状:
以下の改善も期待できます。

・ネビドNebidoにより筋肉を増やすことによって体組成に有利な効果を持つ質量、脂肪量を減少させます。

・ネビドによりNebidoにより筋力が向上します。

・性的機能がネビドNebidoにより向上します。

・ネビドによりNebido気分にプラスの効果を発揮する自信と活動の向上と疲労と極度の疲労感を軽減します。

Q. ネビドNebidoの使用方法は?
A. ネビドの注射方法は筋肉注射で変わりがありませんが、ネビドは1アンプル4ccと多いので、注射する場所がお尻に限定されます。従来の男性ホルモンより若干しみるような痛みがあります。
ネビドNebido2

Q. ネビドNebidoを打てないひとは?
A. 悪性腫瘍の高カルシウム血症、過去または現在肝機能障害、肝腫瘍がある方、ネビドは小児には適応がありません。また、18歳未満での臨床データーがないので推奨されていません。骨成長が終了していない場合、思春期前に注射すると早くに骨成長が止まり、性的早熟をきたすおそれがあります。

Q. ネビドの副作用は?
A. 最も頻繁に観察されるネビドNebidoによる副作用は、従来の男性ホルモン(テストステロン)と同じです。
・男性ホルモンに対するアレルギー・過敏症
・肝機能検査値の異常
・多幸症
・脱毛、皮膚色調の変化
・注射部位の痛み、硬くなる
ニキビや注射の痛みなど、これらの反応は、一般的に緩やかとされます。その他の一般的な副作用は、例えば 多血症、体重の増加などがあります。☞男性ホルモンの副作用

油っぽい注射液なので、非常にまれではありますが、咳、呼吸困難、倦怠感、多汗症、胸の痛み、めまい、知覚異常、失神などを生じることがあります。これらの反応は、注射直後に発生する可能性があります。これは ネビドNebidoにだけ特定するものではありません。従来の短期型男性ホルモン(テストステロン)と同じです。

Q. ネビドNebido とアルコールを一緒に使用する場合はどうなりますか。
A. アルコール飲料の摂取量は、ネビドNebido の効果に影響を与えません。

Q. ネビドNebido によりニキビはひどくなりますか?今あるニキビも悪化しますか?
A. すべての男性ホルモンテストステロン療法と同様に ネビドNebidoの注射初めににきびが発生する可能性があります。しかし、永久的なものではありません。これは思春期のテストステロンのレベルの上昇と似ています。

Q. ネビドと従来の男性ホルモンと血中濃度の違いは何ですか?
A. ネビドNebidoは、 1 アンプル(4cc)を両側のお尻にすべて注射します。注射は、10 ~ 14 週間の間隔で医療機関でする必要があります。血清テストステロンの測定は、定期的に行わなければなりません。検査することにより、過剰投与を防ぐことができます。

ネビドNebidoの1回の注射では、テストステロンの血中濃度の上昇は、少なくとも生理的正常範囲を超えることがありません。テストステロンの血中濃度は正常範囲内の低い値で収まるので、過剰投与の心配がありません。

6 週間の間隔で繰り返し注射を行った研究があります。そのときも、患者のほとんどは、 2-3回を連続して打っても範囲内に残った血清平均テストステロンレベルは、正常範囲内のレベルでした。 注入後1 週間の血中テストステロンの濃度は、最大レベルです。

従来の短期持続型テストステロン製剤は、血中濃度のピークが生理学的レベルを越える可能性があります。 ピークを越えるレベルでの臨床的意義は特になく、十分な効果があるとは見いだされません。逆に高すぎる状態が続くと悪いことはあってもいいことは何1つありません。 短時間作用型のテストステロン注射と同様な濃度の大きな波は、ネビドでは認められません。

Q. 現在エナルモン250mlを2週間に1度打っています。 12月に入って5本目になります。
ネビドの情報を調べてみると、ホルモン治療を長年行なっている方がほとんどのようなのですが、始めてから数ヶ月の私がネビドを打っても問題はないのでしょうか?
またネビドへの移行はどの様に行えばいいのでしょうか?

A. 125や250を数回してから、ネビドに移行しても構いません。そのような方も結構います。 もし、ネビドを打ってみて、また戻すこともできます。

戻す方は、近いから定期的に来院したいという方もいますし(お話がしたいからというひともいます)、一度に出ていくお金が大きいという方もいます。
副作用に関しては、短期型とすべて一緒です。ネビドの方が悪いということもありません。 あえて言うなら、短期型に比べると「痛い」ようです。

現在、GID治療が進んでいるヨーロッパでは、FTMの方々は短期型125、250は使わず、ほぼネビドで男性ホルモン治療をしています。
FTMに対してのネビドの治療も10年以上の実績があり、海外の医学論文見る限りでは、 上記の通り、125,250と同様に、重大な副作用は報告されていません。

Q 昨年から3ヶ月に1回のペースでネビドに変えました。先月内摘をしました。もし、ネビドから短期型男性ホルモンに移行するとしたら、いつ頃血液検査をしたらいいのか、量は125か250どちらが適しているのか教えていただきたいです。
逆にそのままネビドを継続するとした場合、血液検査とはいつ頃したらいいのか?ホルモンはどれくらいの間隔で打った方がいいのでしょうか?

A 内摘後は、ひとによっては、ホルモンのバランスが崩れることが多いので、無理してホルモンの容量を減らさなくてもよいと思います。すぐに、少ない容量にできる方もいますが、時間をかけて、減らしていけばよいでしょう。125にするか250にするかは、ご本人次第です。今回のケースは、すでにネビドを使用していました。ネビドは体内で安定した濃度を保てますので、まだ使ったことがないひとは、このような機に使い始めるのもよいと思います。

①ネビドから短期型男性ホルモンにする

ネビドから短期型男性ホルモンにするとしたら、125を1か月に1回のペースでよいでしょう。ただし、急に少ない容量を使うと、調子悪くなる方もいますので、そのような方は、内摘前と同じ容量のものを2,3回続け、その後同じ容量で1、2週間延ばした間隔で注射していくのがよいかと思います。

例:→250(3週おき)→内摘→250(3週おき)→2,3回したら、→250(4,5週おき)→125(3週おき)→特に不調を感じなければ→125(4週おき)

250を使うのであれば、血液検査をして、多血症など副作用に気をつけていけばよいと思います。

②ネビドをそのまま継続する

ネビドを注射する間隔は、内摘後は更年期症状が出ない限り、5,6か月に1回でも十分問題ないです。これは血液検査をすればわかります。
※海外と同じ注射する間隔でしているひとが多いですが、実際にアジア人は欧米人より一回り小さいので、薬も少なめかもしくは、打つ間隔も3か月おきは、少し短いかもしれません。

ちなみに、4カ月で血液検査してみると、意外に男性ホルモンが基準値以内に残っています。たいてい、5~6か月で、男性ホルモンの基準値を下回ります。男性ホルモンは、常に高濃度必要はありません。メリットはあまりなく、副作用が出やすくなるだけです。特に濃度が高く維持すると、頭髪が薄毛になってきますが・・・。

ホルモン治療は、その医療機関の方針などありますから、そこに従うのが通例ですので、あくまでもご参考程度に考えてください。

診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科 TEL 03-3717-3514 10:00-19:00土曜17時まで,予約制,休診:水.日.祝日

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