GID性同一性障害・ジェンダークリニック  診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科(厚生労働省麻酔科標榜認可番号7903号)

FTMニキビについて

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FTMニキビは、男性ホルモン治療を開始することにより、男性の思春期と同様に皮脂の分泌が増えることにより引き起こされます。

男性ホルモン(テストステロン)治療を始めることにより、性同一性障害(FTM)の人たちは、ホルモン治療前より皮脂の分泌が活発になります。

皮脂や古い角質がつまるなどして毛穴がふさがり、毛穴の中で原因菌(アクネ菌など)が増殖することによりニキビができます。

赤いニキビしか気にしていない人が多いのですが、早い段階で治療することがより効果的で、ニキビ跡や再発を防ぐことができます。

新薬の登場で、効果的な治療が可能になり、治療は大きく変わってきています。

ニキビ跡を残さないためには、早くに治療を始めることが大切です。

FTMニキビの症状とは?

ニキビは、次の順で進行していきます。
1面皰…炎症がまだない時期で白と黒ニキビがあります。毛穴に皮脂がつまり、皮脂が排出されず盛り上がっている状態です。
FTMニキビの面皰
FTMの白ニキビ
アダパレン(ディフェリン)が登場したことにより、早い時期から治療が可能になりました。
FTMの白ニキビ
赤みのない小さな盛り上がりで、毛穴が開いていない。

このような場合、治療薬はディフェリが有効です。

黒ニキビ
FTMの黒ニキビ
毛穴が開いた小さな盛り上がり:毛穴が黒くなっている

 

2丘疹…炎症を起こし、このように目立ってくる時期が赤ニキビです。毛穴の中で増えたアクネ菌が炎症を起こす物質を呼び寄せ、炎症が起こります。放置すると瘢痕(跡)が残ることが多いです。
FTMニキビの膿疱
治療薬→抗生剤各種

3膿疱…ニキビの内容物が周囲に広がり、炎症して化膿してきます。
FTMニキビの丘疹

4結節…さらに強い炎症が広がり、毛穴が拡大し硬い組織を形成します。
FTMニキビの結節

FTMニキビの治療薬

男性ホルモンにより、皮脂が増えるために毛穴が詰まりやすくなります。
原因はわかっているので、思春期の男性と同じと考えましょう。

まず、なによりも予防が大切です。Tゾーン、フェイスラインは念入りに洗顔し、スキンケアしましょう。

ニキビができつつある、すでに出来てしまった場合には、治療が必要になります。治療薬によって、治し方は2通りの考えがあります。

①皮膚の常在菌を減らす⇒抗生剤の使用。
健康保険で処方できるのは、「アクアチム」「Tゲル」など一般的です。

②毛穴に垢がつまらないようにする
⇒角質を取り除く。保険診療で処方できるのは、「ディフェリン」が有効。

コラム チョコレートはニキビの原因?
  • 古い医学データでは、チョコレートをたくさん食べてもニキビには影響しないと報告されています。規則正しい食事をしないで、チョコレートやケーキなどを食事がわりにすると、必要な栄養分を摂ることができず皮膚に悪影響を与えるため、このようにチョコレートがニキビを悪化すると信じられてきたのかもしれません。

    食事のバランスには注意をして、朝夕きちんと洗顔して

以下に紹介するニキビ薬は、プロアクティブなどでもなく、市販薬ではありません。もちろん、オロナイン軟膏もよくありません。医療機関で処方できるニキビ薬を紹介します。
※市販用の薬は、トラブルも多いので注意してください。

塗りぐすりは、大きく分けると3種類あります。

Ⅰ.ニキビの原因になるバイ菌(主にアクネ菌、表皮ブドウ球菌など)の数を減らす抗生剤

原因菌であるアクネ菌などの増殖を抑える薬です。抗菌作用があります。
1.アクアチム
軟膏、ローション、クリームがあります。
アクアチム

2.ダラシンT
ゲル、ローションがあります。

Ⅱ.毛穴に詰まる原因の皮脂を取り除く薬

皮脂は、FTMの男性ホルモン治療により多く分泌されるため、毛穴のつまった皮脂を改善する薬です。

1. ディフェリン(アダパレン)
ディフェリン
初期段階の白ニキビのときに使うとより効果的です。一時的に皮膚が赤くなり、肌が乾燥しやすくなりますが、お気に入りの方も多いようです。

Ⅲ. 抗生剤と皮脂を取り除く薬を混ぜた配合剤

  • 尋常性ざ瘡治療薬としては国内初の配合剤です。(2015年7月発売)
    クリンダマイシン(抗生剤)と、殺菌作用と角質剥離(はくり)作用をもつ過酸化ベンゾイルの2成分を含みます。
  • 抗菌作用にくわえ、角質を改善する作用があります。炎症を起こしていない白ニキビと炎症を起こしている黒ニキビとの赤ニキビが混在する急性期の尋常性ざ瘡に向きます。

1.ベピオゲル(マルホ製薬)
ベピオ

2.デュアック
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3.エピュディオゲル(2016年11月販売)
エピデュオゲル

ディフェリン(アダパレン)と過酸化ベンゾイルの2成分が配合された、待望の国内初の2成分が混合された治療薬。

☆症状がひどい場合には、2か月ほど抗生剤の飲み薬が有効です。

※ニキビ治療は、健康保険証が使えます。
来院時に遠慮なく聞いてください。

診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科 TEL 03-3717-3514 9:00-18:00土曜16時まで,予約制,休診:水.日.祝日

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