FTMの男性ホルモン治療による生殖機能の影響と妊娠の可能性

文責 性同一性障害(GID)認定医 大谷伸久

FTMの一部のひとには、子供を望むという研究結果があります。しかし、生殖機能(卵巣機能)に対するテストステロン治療の影響に関する文献はほとんどありません。

今回は、トランスジェンダー男性に対する男性ホルモン治療のプロセスと、トランスジェンダー男性におけるテストステロンの卵巣および子宮への影響について知られていることをレビューします。

テストステロンを投与された動物モデルとの類似性と、トランスジェンダーの子育て経験と欲求に関する既存の文献をまとめ、生殖補助医療および妊孕性温存に関する考察を行い、現状における医学文献とのギャップ、さらなる研究の可能性を明らかにします。

近日中にアップいたしますので、今しばらくお待ちください。

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