性同一性障害(GID)認定医 大谷伸久

陰嚢切除および陰嚢縮小は、陰嚢の全部または一部を外科的に除去することです。
すでに宦官でない限り、陰嚢の切除のみはほとんど行われません。

一般的には、性別適合手術(SRS)の一環として、睾丸摘出とともに併せて切除し、外性器形成時に、陰嚢を利用して小陰唇を作成します。また、反転法を選択する際にも、陰嚢を利用します。
※反転法:造膣部の外壁に陰嚢を伸ばしたものを覆う方法。

手術のデメリット

・去勢手術ではありません。
・性同一性障害の性別変更特例には当たりません。
・性別適合手術をする場合に、小陰唇形成として陰嚢を利用します。陰嚢がない場合、他の皮膚からの代用となることあります。将来的に性別適合手術する際には、SRS前に睾丸摘出は問題になりませんが、陰嚢切除は十分考慮して決めてください。
・一般的には、陰嚢がきつくなりすぎると非常に不快になることがあります。

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自由が丘MCクリニック院長の大谷です

当院は、主に性同一性障害専門クリニックとして、GID学会認定医によるgidに関する診断、ホルモン治療、手術、そして、性別変更までのお手伝いをさせていただいています。
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