胸オペって、そもそも何?

胸オペは、正確には、乳腺摘出、乳房切除のことをいい、FTMの人たちの間で、いつのまにか通称名として使われます。

女性が胸を大きくするための豊胸術も乳がんのときなどにも行う手術も「胸のオペ」なのですが・・・

FTMの男性化手術の1つで、男性ホルモン治療はしなくてもいいから、胸オペだけはしたいという方も多くいます。

FTM当事者のボディーイメージで、もっとも気になる場所は胸、乳房、おっぱいです。

男性ホルモンでせっかく男性化しているのに・・・。

見た目は、男性なのに、胸だけが膨らんでいて、男性化の胸になりたい希望も強いです。 胸オペ後には、そのようなストレスもなくなります。

胸オペ前と胸オペ後の自分のボディーイメージもかなり変わります。満足度もかなり高くなることでしょう。

胸オペでいうU字切開ってなに?

さて、題名のU字切開というのは、手術のときに選択される切開方法の1つです。

乳輪の下半周を切開して、乳腺を取り除く方法です。胸オペの手術の中でも一番キズが小さく目立たない方法です。

ただ、すべてのひとにできるわけではなく、U字でできる方に対して胸の形態などから適応の有無があります。

胸オペとU字切開

U字切開とは?

乳輪の下半周を辺縁に沿って切開し、キズがU字にみえることからU字切開といいます。

専門用語ではありません。

胸オペの方法の中で、一番キズが小さい手術の方法です。

正式には、半周切開法といいます。

自分の胸でU字切開できる?

1番手っ取り早いのは、自分の胸が下垂しているかどうかです。

大きさはあまり問いません。

もちろん、胸が大きいと下垂していることが多いのですが、大きくても、皮膚に弾力性があり、それほど下垂していなければ、胸オペをU字切開で行える可能性もあります。
胸オペの下垂度

胸オペの仕上がりは、下垂の程度によります

乳房・胸の下(アンダー)がピンクの破線より下にはみ出すほど下垂が強く、たるみが出ます。(上図)

4番が一番下垂度が強く、その次に3番になります。3,4番はいづれも、胸オペ時に乳腺だけ摘出しても皮膚がどうしても皮膚が余ってしまいます。

胸オペでU字切開ができないとなると、必然的にたるみが出るということですから、どうしてもキズが大きくなります。
この場合は、手術後にたるみを生じますので、たるみを取るために、胸の下(アンダーバスト)に長いキズができてしまいます。

どうしてもU字切開で行いたい場合は、できるだけ若いうちに、大きくてまだ垂れていない場合は、垂れないうちに胸オペを考えた方がよいでしょう。