性同一性障害(GID)認定医 大谷伸久

プラセンタ注射は、プラセンタエキス、ヒトの胎盤から抽出したエキスを製剤として用いられています。

厚生労働省から承認されたプラセンタ製剤で、商品名は「ラエンネック」です。

プラセンタ注射は、医療機関でしか注射できません。

 FTMのひとには?

にきびの改善
・子宮・卵巣摘出後SRSの次のような症状の改善にも試してみてください。

のぼせ、発汗、冷え、イライラ感、頭痛、疲労、肩こり、腰痛などの更年期障害による症状に効果があります。

MTFのひとには?

美容と健康の維持、ホルモン治療の副作用予防に。

ホルモン治療の合併症として、肝機能障害も気をつける必要があります。

プラセンタの薬理作用

プラセンタには、さまざまな薬理作用があります。主なものは表のとおりです。

幅広い薬理作用を発揮することにより、アレルギー疾患、更年期症候群、自己免疫疾患、肝炎や肝硬変などの肝臓疾患、うつ病、自律神経失調症、不眠症などの精神科疾患、肩こり、腰痛、膝痛、疲労回復、肌荒れ、乾燥肌などの肌トラブルに効果があると報告されています。

表 プラセンタの効能

自律神経を調整(のぼせ、発汗、冷え、イライラ感、頭痛、疲労、肩こり、腰痛など)
肝機能向上が期待
二日酔いしにくい(二日酔が軽減する)
身体の生理機能やホルモンバランスを整える
新陳代謝と血行を促進
疲労回復
免疫機能や抵抗力を高める
メラニン色素の生成を抑える(シミ予防)
活性酸素を中和して酸化を防ぐ

副作用

注射部位の痛み、発疹、発熱、掻痒感、注射部位の硬結
重大な副作用として、頻度は不明とされていますが、注射後のショックが報告されています。

費用

プラセンタ注射(1アンプル) ¥1,500 (税込み)

性同一性障害専門治療
自由が丘MCクリニック
GID学会認定医
院長 大谷 伸久

東京都目黒区自由が丘1-3-17

 

当院は、主に性同一性障害専門クリニックとして、GID学会認定医によるgidに関する診断、ホルモン治療、手術、そして、性別変更までのお手伝いをさせていただいています。

ホルモン治療、手術についてわからないことなどありましたら、気軽にライン、またはメールからお問い合わせください。