【世界のトランス人口】
世界人口の0.3~0.5%がトランスジェンダーであると推定されており、これは約2,500万人の人口に相当します。しかし、差別、暴力、社会的偏見などの理由から、世界全体のトランスジェンダーの有病率を推定することは困難です。
米国では、成人の約0.6%、140万人がトランスジェンダーであるとされています。トランスジェンダーの人々は、様々な健康上のマイナス指標の影響を受ける多様な集団です。
さらに、医療現場での差別や、トランスジェンダー医療に精通した医療従事者へのアクセスがないこともしばしば経験しています。
トランスジェンダーの健康のための世界専門家協会(WPATH)は、トランスジェンダーを支援する専門家のための臨床ガイドラインを発表しています。
その中で、もしあるとすれば、性別表現の変更、身体を女性化または男性化するホルモン療法、第一および第二性徴を変える手術的アプローチ、内面化したトランスフォビアの緩和、身体イメージの向上、回復力の促進などを目的とした心理療法などの異なる治療オプションに焦点を当てています。
米国心理学会、米国精神医学会、WPATHなどの団体は、性転換の行動には単一の説明はなく、性別違和はそれ自体では精神障害には当たらないと結論づけています。
※注:WHO「国際疾病分類ICD-11」(2018改訂)Gender incongruence:性別不合(仮訳、厚生労働省)「性の健康に関する状態」の項目に分類され、精神疾患ではなくなりました。
その他のトランス人口研究データ

【日本のトランス人口】
実際の正確なトランスの人数はわかりませんが、性別変更を申請した人数は、裁判所の司法統計により報告されています。
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(2004年施行)」により、2020年末までに戸籍の性別の取扱いを変更した者の数を調査(司法統計)
2020年は例年の3割近い減少となりましたが、これは新型コロナウィルスによる感染症の蔓延により、手術や海外渡航が制限された影響が大きかったものと思われます
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