GID性同一性障害・ジェンダークリニック  診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科(厚生労働省麻酔科標榜認可番号7903号)

GID/MTF・FTMの生殖医療

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GIDの生殖医療の現状

多くの性別違和、トランスジェンダー性同一性障害GID/MTF・FTMの人々が、 もしかして、将来子どもが欲しいと思うようになるかもしれません。

ホルモン治療や性適合手術(SRS)を受けたのちに、遺伝的につながりのある子どもを持つのが不可能になったことを悔やむ場合もあることが知られています。

たとえ当事者が治療を始めるときに生殖能力の問題に興味をもっていないとしても、こうした子どもがほしいという話題が後になって持ち上がるかもしれません。また当事者が若い場合にはなおさらでしょう。

女性ホルモン治療、男性ホルモン治療、そして、生殖腺(睾丸精巣または卵巣)を摘出すると、生殖能力を制限するため、ホルモン治療前や、生殖線(睾丸、卵巣)を切除する手術を開始する前に、生殖能力について当事者が自ら決定することが望ましいでしょう。

性同一性障害gidの方々が子どもを欲しいのか、医療機関などの医師と生殖についての選択肢を早めに話し合うことが望まれますが、常に可能な訳ではありません。もし、ある当事者が性別適合手術(SRS)をまだ行っていなければ、ホルモン治療を長期に中断することで、元の性のホルモンに回復し、精子もしくは卵子を産生することが可能になるかもしれません。

MTFの生殖医療

精子の保存については、ホルモン治療の開始前に、特にまだ子どものいない人は、精子を保存する選択肢があります。

ホルモン治療後でも、高濃度の女性ホルモン(エストロゲンなど)にさらされた精巣を検討した研究によると、エストロゲンを中止することにより、精巣機能が回復する可能性もあるようです。

精子の回収はホルモン治療開始する前、もしくは治療を中止後に精子の数が再び増えてから行われるべきです。精子の質が思わしくない場合も、凍結保存について話し合われるべきでしょう。無精子症の成人では、精子回収のため精巣生検後の凍結保存が可能ですが、必ずしも成功するわけではありません。

FTMの生殖医療

FTMの生殖に関する選択肢には、未受精卵子もしくは受精卵を凍結する方法があります。
凍結配偶子と受精卵は、後に代理母による妊娠に用いることができます。

男性ホルモン治療を始めても、卵巣は回復するのか?
多嚢胞性卵巣症候群の女性における研究が参考になります。卵巣が高濃度のテストステロンにさらされても、短期間、テストステロンを中止することにより、卵巣は卵子を作れることができる程に十分に回復する報告もあります。

ただ、それは当事者の年齢とテストステロンを使用していた期間に依存します。研究がなされたわけではありませんが、テストステロン投与後にそれを中止したFTMのいくつかの例で、妊娠と挙児が得られている例があります。

GIDの生殖医療の今後の展望

これら、MTF、FTMの生殖のための選択は、いかなる場合も、否定されるべきではありませんが、生殖に関する選択肢があるものの、これらの技術はどこででも利用可能なわけではなく、非常に高額になり得りえます。 また実際に行ってくれる医療施設が少ないのが実情です。

思春期前あるいは思春期に GnRHアナログや女性ホルモン、男性ホルモンを用いることで、 本来の生殖機能が発育していない子どもたちの場合は例外になります。このような例においては、現時点では性腺機能を温存する技術はありません。

性別違和に対して様々な医学的治療を受けている個々人の生殖の問題について、生殖に関する論議や意見を述べた論文を除くと、研究論文はほとんど発表されていません。

性腺の喪失あるいは損傷を受けることから、生殖機能を温存する必要に直面している別の人たち、悪性腫瘍のために生殖器を切除しなければならない人たち、生殖機能を損傷する放射線療法や化学療法を受ける人たちの例があります。

こうしたグループから得られる情報・知見が、性同一性障害(GID)、性別違和のために治療を受ける人々にも応用可能となるかもしれません。

診療科目:形成外科、美容外科、麻酔科 TEL 03-3717-3514 10:00-19:00土曜17時まで,予約制,休診:水.日.祝日

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