FTMの子宮卵巣摘出についてのお知らせ

いつも当クリニックをご利用いただきありがとうございます。

[子宮・卵巣摘出についてのお知らせ]
FTMのひとたちにとって、性別を変更するためには、現行の国内の法律では、内性器(子宮卵巣)摘出するか、または、永続的に生殖能力がないことが条件になっています。

これまで日本国内には、内摘(子宮・卵巣摘出)ができる医療機関が少なく、皆様にはご紹介できる病院がありませんでした。

その理由には、正常な臓器を摘出することに産婦人科医の先生方に理解してもらえなかった事情があります。そのため、直接紹介できる医療機関がなかなか見つからない、承諾してもらえませんでした。

このたび、知人の医師のご厚意により、やっと内摘術ができることになりました。

なお、産婦人科に行くことすら嫌悪感もお持ちの方も多くいるかと思います。

手術は、泌尿器科で行いますので、待合室も含めて女性が多くいる産婦人科と違い、その点、ストレスを感じないと思います。

つきましては、今後、皆さまには直接ご紹介できる病院がありますので、国内でSRS手術を考えている方は、医師、看護師、受付にお伝えください。

[ご紹介病院]
我孫子東邦病院(千葉県我孫子市)

担当医師:藤尾 圭
外来日:月曜日(午後)

※当クリニックに来ている方には紹介状をお渡ししています。

※オンライン診療するにあたり厚生労働省の研修プログラムを受けています。

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このコラムを書いた人

性別不合(GI) 学会認定医/大谷伸久のアバター 性別不合(GI) 学会認定医/大谷伸久 自由が丘MCクリニック 院長

平成6年北里大学医学部卒業(医籍登録362489号)
国立国際医療センター、北里大学病院、順天堂大学医学部研究員などを経て、平成20年:自由が丘MCクリニック開業

当院は、主に性別不合(GI)専門クリニックとして、性別不合(GI)学会認定医による性別違和に関する診断、ホルモン治療、手術、そして、性別変更までのお手伝いをさせていただいています。

ホルモン治療、手術についてわからないことなどありましたら、気軽にLINE、またはメールからお問い合わせください。

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