胸オペすると乳がんの発症は抑えられるのでしょうか?

乳腺切除・摘出後でも乳首、乳輪とその皮下の乳房組織を残しているので、乳がんのリスクがまったくなくなるわけではありません。
乳がんは乳腺組織だけでなく、乳首に含まれる乳管にもがんができることがあるからです。
特殊型乳がん
・乳管がん
・乳頭がん

このように、FTMであろうと、ふつうの女性であろうと、乳房手術において、乳首、乳輪を含む部分を完全に取り除くことはありません。

とくに、男性ホルモン未治療の場合は、FTMの胸オペ後の乳がんの発病率は、ふつうの女性と違いはありませんが、男性ホルモン治療している場合は、その頻度はかなり低いものになります。詳しいデータはありませんが、通常の男性の発症率と近似すると考えられます。全乳がんの0.5%以下。

ただし、家族に乳がんのいる方は、乳がん遺伝子を持っている場合があります。男性ホルモン治療をしていても、乳がんの発症率は高くなると言われているので、遺伝子検査してみるのもよいと思います。