性同一性障害(Gender Identity Disorder)または、性転換症(transsexual)は、ホルモン治療や手術治療をして、可能な限り本来の生物学的な性とは反対の身体へ近づけるひと、もしくはしようとする人を指します。いうなれば、医学的概念です。

一方、トランスジェンダ(transgender)は、医学的概念ではなく、広い意味があり、典型的ではない性別をあらわす概念です。

欧米では、当事者たちをGIDと呼ばず、トランスジェンダーと呼びます。海外の医学論文では、GIDという言葉はもうほぼ出てきません。検索しても出ません!

FTMをtransgender men、MTFはtransgender womenと呼んでいます。

DSM-5では、性同一性障害の記載から性別違和(Gender Dysphoria)に変わり、トランスジェンダーの概念に近いものになりました。

また、さらにICD-11(2018年5月改定)では、「Gender Incongruencen」になりました。医学的疾患とみなす必要がない考えが世界的な流れとなっています。

このように世界的に見ると、性同一性障害(GID)の言葉がなくなりつつあります。さて、日本はどうでしょうか?

性同一性障害学会、通称GID学会があります。これも名前変えないとだ。日本では、GIDというのが世に広まってしまったから、なかなかすべてをいっきに変えるのたいへんそうです。

民法も法律名も変えないと。性同一性障害特例法ありますもんね。

これを受けて、厚生労働省は、Gender Incongruence を「性別不合(仮称)」にするとかなんちゃら言ってましたが、性別の不合って、なんか差別用語な感じもします。不合ですよ?なかなかいい日本語がないわけです・・・。

そして、性別不合学会・・・とてもおかしいでしょ?

別に医学的疾患ではないわけだから、gid学会は一層のこと「トランスジェンダー学会」なんてよいと思いませんか?